なにげに書いたDINKSというテーマ。気になって調べてみた。
核家族およそ3000万世帯を対象とする調査によると、二親
が揃っていて子供のいる世帯が、およそ1500万世帯に対し、
子供のいない夫婦だけの世帯(これがDINKSなのですが)は、
じつにおよそ1200万世帯であるという。
また片親だけで子供のいる世帯(ほとんどが母子家庭だと思
われる)が、およそ360万世帯にものぼるそうです。
このDINKS、2001年の940万世帯から2015年までの15
年の間におよそ250万世帯も増えている計算になるわけで
すね。ちなみに片親世帯もおよそ100万世帯増えていて、こ
の両方とも増えるばかりで減っていかない。
さらに男性の生涯未婚率は20%をこえていて増加の一途。
大都市圏の女性の25歳~35歳の未婚率がおよそ60%だ
ということで、つまり女性の晩婚化も進んでいるというわけで
す。最初の子が遅いから、したがって一人っ子の家庭も増え
ていく。
いま二十歳の人が五十年後に七十歳になったとき、日本の
人口は一億人を切っていて、さらにその先五十年で五千万人
を切るだろうと言われている。
なにげに書いたDINKSですが、面白いテーマになると思って
います。先に書いた『二親が揃っていて子供のいる世帯、お
よそ1500万世帯』の中のどれほどが仮面の夫婦なのかを
考えると、離婚→片親世帯が増えていくのもうなずける。
であるなら若い女性は結婚を望まなくなっていくということで。
ただしかし、いまどきとは思うのですが、親世帯と同居する大
家族はどうなのか? データがないから何とも言えません。