六話 恥辱の密室
女にとって凍るほどの恥辱に満たされたエレベーターが三階を通過した。時刻はまだ夕刻前。休日のマンションには、見た目こそ無人でも人の活動する気配がある。明江は紀代美と眸を合わせてちょっと笑い、通過したエレベーターを追いかけて階段を駆け上がった。階段の開口から覗くとそこがエレベーターホールとなっていて、そのすぐ横が勝呂陽子が住む401号。間取りは4LDK。子供のいない夫婦には無意味な間取りのはずだった。
エレベーターのグリーンランプが4で停まる。ドアが開いても陽子はすぐには現れず、顔だけ出して廊下をうかがい、素肌の肩が見え、続いて白い乳房を抱くようにして腰を曲げ、せめて恥毛を隠そうとするように内股に腿をこすって箱から出てくる。まっ白な全裸。三十八歳にしては若い肉体。一見して顔色が青かった。
エレベーターを出ると階段前を通過しないと部屋のドアには戻れない。
「あらら、とんだ変態だったわけね、素っ裸で何してるの? ふふふ」
明江が声をかけて嘲笑すると、陽子はさらに身を竦め、すでに泣きそうな貌をしている。あまりの羞恥に頬さえぶるぶる震えていた。
デジカメのフラッシュが変態女をストロボ照明。陽子はイヤイヤと首を振ってしゃがみ込んでしまう。
「お顔も撮れたわよ。アソコの毛もくっきりと。おい変態!」
声量を抑えたつもりでもコンクリートの廊下にはよく響く。
「私わからないの」
「何がよ?」
「どうして裸なのかわからないの。お願いです写真だけは許して。ああ私、生きていけない」
「そんなことないわよ、変態奴隷としての人生が待ってるわ。さあそこに座って脚をひろげて見せなさい。どうせ使われていないんでしょうけどね」
「嫌です、え・・え・・どうしてなの、ああ嫌ぁぁ」
意思に反して裸身が動く。フロアのグレーカーペットに尻を降ろし、両手を後ろについて膝を立て、大きく脚をM字に開く。濃い恥毛の底に裂け渡る淫らの根源が肉厚のリップを閉ざし、貌も乳房も性器もレンズに向かって晒し、陽子は目を閉じることさえできなくなっているようだ。フラッシュの閃光が性器の奥底までを刺し貫いた。
このまま階段から紀代美の部屋まで歩かせてやろうとも考えたのだが、こんなところを見られては私だって変態だと思われる。
「いいわ、お入り。旦那さんいないんでしょ?」
「いませんけど、ああ私どうしちゃったのかしら。ヘンなの、ねえ私ヘンなの」
陽子はゴミ捨てに出るとき施錠していた。部屋のキーだけを持った素っ裸。長いとは言えない黒髪を後ろに無造作にまとめている。
「入ったら這いなさい。お尻の穴まで私たちに見せて這うのよ、わかったわね」
「そんな嫌です、どうか許して」
と口では言いながら、ドアを開けて入ったところで陽子は這って、これでもかと尻を上げてアナルを晒す。閉じた肉リップが縦のスリットを綺麗に描き、そこは心なしか湿り気を帯びているようだった。カメラは意思に反して奴隷にされる白い女を無慈悲に記録し、陽子は陽子で恥ずかしがって尻は振っても、結局アナルを突き上げて這わされることになる。
空狐の力を見せつけられた。内心悲鳴を上げたくなるほどの恐怖を感じる。魅入られたらおしまい。紀代美が敵になったら私だっておしまいだと思い知る、そんな陽子の姿であった。
各階一戸だけの4LDK。戸口から奥まで部屋は綺麗にされている。リビングと一体のLDKにも乱れはなく、それが陽子の本質を物語るよう。
戸口からリビングまで素っ裸で這わせておきながら、明江も紀代美もはじめて入る住戸の様子を見抜いていた。陽子はきっちりした性格らしい。
LDKは3LDKの住戸よりかなり広く造られていて、東南に向く明るいガラスエリアを背景に黒革の応接セット。フロアはダークブルーのカーペット。黒革のソファにウッドトーンのセンターテーブルがよく似合う。
明江は言った。
「テーブルに上がって脚を開くの。クリトリスを剥き上げてオナニーなさい」
「お願いします、許して、どうかお許しください」
見る間に涙が溜まり、それでいて陽子は、空狐に操られて自由がきかず、言われたようなポーズを見せつけて、片手で性器を開きながら、もう片手の指先で飛び出すクリトリスをこすり上げる。
「ぅ、うっ、ぅぅーっ」
「気持ちいいんでしょ? ほうらもう濡らしてる、ド変態め。いいならいいって言いなさい」
そうしながらもレンズは無慈悲に陽子の痴態を切り撮った。涙を流して泣いてしまった陽子だったが、青かった顔色に桜色が差してきて全身ほんのり赤くなる。
「どうなの! 気持ちいいの!」
「はい感じます。ああ私ヘンなんです」
「こんな姿をばらまかれたらどうなるか、わかってるわね、生き恥よ」
「はい、はぁぁ、うっぅっ、ああ感じる」
泣き濡れた眸が据わり、鼻孔をひくつかせて熱い息を吐いている。こんなふうにされたなら、逃げようがないと悟れば女は誰だっておかしくなる。
紀代美は、切なげな吐息を漏らしはじめた陽子を見つめて静かに言った。
「あなたがいまままで何をしてきたか。私たちを辱めるようなことを散々し、それで私たちがどれほど嫌な思いをしてきたか」
「はい、ごめんなさい、心から謝りますし二度ともうひどいことはいたしません」
「それは当然よ。次はもう許しませんからね」
「はい、誓います」
紀代美はちょっと笑ってロングソファに並んで座る明江へ横目を流していた。
明江は言った。
「誓うと言うなら、これも誓いなさい。おまえは私たちの奴隷です。許せると思うまでは絶対服従、わかったわね」
「はい河原さん、福地さん、誓いますからどうかお写真だけは許してお願い」
泣いているのに感じている。そのとき指先で開かれた陽子の性器は蜜をじぶじぶ染み出させ、濡れが流れてアナルにまでまわっていた。
明江は問うた。
「どうしてなの? 私や紀代美が何したっていうのよ?」
「はい、それは」
「正直におっしゃい。どうしてなの?」
「私には気持ちがあるのに無視されたような気がして」
「気持ちって?」
「仲良くしたいとか、何かしてあげたいとか」
「それだけじゃないよね? レズっぽいし」
「寂しくして。主人とはもうとっくにないし、私って臆病だからとても外では遊べないし、それに私は女の人が嫌いじゃないから」
「あわよくばエッチってことよね?」
「愛されたい。愛してあげたい。これまでだってずっとそう。気持ちが空回りして、相手に避ける素振りが見えると悲しくて、そのうち腹が立ってきて」
「勝手な人だわ、いい迷惑よ。愛情には表現のしかたがある。私よりひとまわり歳上なのに説教されて情けないと思わない」
「はい、でもどうしようもなかったんです。寂しくして抱いて欲しくて、孤独で孤独でおかしくなりそう」
横から紀代美が言った。
「ご主人とは険悪?」
「いいえ、うまくいってます。やさしい人だし愛してくれる。でも夜がないんです。あの人は無精子症」
明江は言った。
「それで子がない?」
「はい。主人は外でつくっていいと言いますが、気持ちを思うと裏切れない。どうしていいかわからない。でもそういうことと体の疼きは違うんです」
「じゃあちょうどよかったじゃない。奴隷として可愛がってあげるわよ。私たちに尽くすこともできるようになるから嬉しいでしょう?」
「それは、はい、寂しくて、あの・・」
明江はオナニーの手を停めさせて眸を見据えた。陽子の目は逃げなかった。
明江は言う。
「私たちを怒らせたら捨てるわよ。人生おしまいになるからね。心から反省してついてらっしゃい」
「はい、ありがとうございます河原さん」
「違う。明江女王様、紀代美女王様、私はお二人の性奴隷ですって言いなさい」
「はい誓います、明江女王様、紀代美女王様の性奴隷でございます」
しかし明江は暗澹たる気分でいた。愛し合っていながらも孤独にもがく妻の姿が、いつか自分にも降りかかってきそうで怖い。
「わかったわ、これまでのことは許します。紀代美はどう?」
紀代美もまた裸で泣く妻の姿に共感するものを感じていた。
「これからのことは陽子次第ですけどね。過去のことはもういい、二度とごめんですからね」
オナニーの手を停められて陽子は腿を揃えてテーブルに座り直し、下腹に両手をやって毛を隠し、ちょっとうつむいて泣いていた。
紀代美は言った。
「下へいらっしゃい。何か着て」
明江が言った。
「私たちが許すこととあなたが償うこととは違う。わかるわね」
「はい女王様、よくわかります」
「もういい。過去のことはチャラにしたげる。新しい関係をつくっていきましょ」
テーブルを立った陽子は服を選びに寝室へ入っていく。
二人になって明江は小声で言った。
「空狐様はこれで?」
「許すと言った時点でおしまいよ。これからは明江の力」
明江はうなずき、じつはほっと胸を撫でていたのだった。とてつもない力があると思うだけで何をさせるかわかったものじゃない。
「だけど紀代美、考えちゃうね。私だっていつ陽子みたいになるかと思うと」
「女が誰しも通る道と言ってしまえばそれまでですけど、なんだか哀れで」
「そう思う。思ったとおりで悪い人じゃなかった」
それで二人はソファを離れ、奥に向かって声をかけた。
「先に行ってるから少ししたらいらっしゃい。303よ。私たちも着替えたいし」
「はい、わかりました」 と声だけしたが姿は見せない。二人は部屋を出て階段からそれぞれの自室へ戻る。明江は着替え、すぐさま303へ。そのとき紀代美もいつも通りの普段着のワンピース。紀代美はお茶を支度して待っていた。
「ありがとう紀代美。人生が一歩進んだ実感がする」
紀代美はちょっと笑っただけで、明江を抱いてキスをした。
そのときノック。陽子は普段着ではなさそうなミニスカートとブラウスの姿。まとめていた黒髪を梳き流し、薄く化粧もしていたが、泣いたことの隠せない目をしている。
明江は言った。
「女王様のお部屋では下着姿です。脱ぎなさい」
「はい、お二人の女王様、よろしくお願いいたします」
スカートを落とし、ブラウスを脱いだ陽子。ブラもパンティも鮮やかなグリーンで黄色い花の刺繍がされたもの。勝負下着というやつだと二人は感じ、陽子の可愛さと受け取った。陽子のブラはBサイズ。164センチある明江よりいくぶん小柄で、けれども女体は熟れて尻の張りは豊か。化粧を整えた陽子はまだまだ若く、美しい女の部類に入るだろう。
一人だけ下着姿で女三人ローテーブルを囲み、紅茶と、あり合わせのカップケーキ。このとき二人にSMなどするつもりは毛頭なかった。
紀代美は三十歳、明江は二十八歳。それに対して奴隷は三十八歳の熟女。女ばかりで囲む不思議なティータイムといった様相。
紀代美が言った。
「食べていいから。辛かったわね」
陽子は明らかに戸惑って、どうしていいかわからない。明江は言った。
「マゾがいいならそれでもいいのよ。私たち二人で可愛がっていくと決めた。望みがあるなら言いなさい」
「はい女王様。なんだか私、夢のようで。こんなふうにされるのが夢でした。私は母性が強いから」
「言われなくてもわかります。私たちだって女だもん、気持ちもわかるわ」
「はい、あの・・」
きっちり正座をし直す陽子。平伏して額をこすった。
「ごめんなさい、心から反省します。どうか可愛がってくださいますよう」
そのとき手の届くところにいた紀代美が、明江に向かってちょっと笑って、それから平伏す陽子の頭をコツンと軽く拳で叩いた。
顔を上げた陽子に暗さはなかった。明江は言った。
「紀代美が用意してくれたティータイムよ。感謝して食べなさい」
「はい、ありがとうございます、お二人の女王様、陽子は幸せでございます」
そのときなぜか、あやうく涙になりそうだった明江。空狐が去ったいま私は残酷になりきれない。それどころか陽子の感情がどんどん流れ込んでくるのを感じる。
言葉少ななティータイム。陽子は何度も不妊治療をしていて諦めたと語る。
最初に動いたのは紀代美だった。ローテーブルの角をはさんで下に座っていた三人だったのだが、一人だけソファに上がり、両足を座面に上げて腿を開く。ワンピースの下は常に全裸の紀代美のこと。陰毛のない性器があからさまに晒されて、陽子だけではなく明江も奥底を見つめている。
「お風呂まだなの、綺麗に舐めて」
「はい明江様、嬉しいです」
下着姿のまま紀代美の股間に顔をうずめ、懸命に舌を使って舐め回す陽子。
「ンふ、感じるわよ、すごくいい」
「はい、喜んでいただけるなら嬉しいです」
陽子は正座を前に崩すように紀代美の股間にむしゃぶりついて、明江は後ろから陽子を抱いてやって、ブラの上から乳房を揉み、ブラを跳ね上げ、こぼれる乳房の先に尖る二つの吸い口をコネてやる。
「あぁん気持ちいい、嬉しい、ありがと・・ぅぅぅ」 それきりまた泣いてしまう陽子。孤独を思うと明江も胸が熱くなる。
性器を舐められていた紀代美が両手を開いて陽子を誘い、陽子は伸び上がって抱かれていって唇を奪われる。
明江は後ろから陽子の白いくびれを両手ではさみつけて手を滑らせ、ブラのホックを解放し、パンティを一気に下げて抜き取った。奴隷は全裸。その尻の谷間から無造作に指を差し入れて、一度後始末はされていてもリップをわずかに開くだけで濡れは流れてリップを潤し、明江の指を膣奥深くに歓迎する。
「あぁン、いい、いいです、嬉しい、ああ感じるぅ」
わなわな震え、震えは尻肉そして内腿の白い肉を震わせて、陽子は尻を張って四つん這いのようになり、紀代美に抱かれていながら明江の指に尻を振る。
白いシャギーマットから裸身が外れてもフロアにはカーペット。二人に押し倒された奴隷の裸身がアーチを描いて反り返り、のたうちよがり、二人の愛撫を全身にばらまかれて声を上げる。
そのときたまたまテーブルに置かれてあった赤い輪ゴム。カップケーキの袋を閉じてあったものなのだが、それを手にした明江。ゴムを伸ばしてクリトリスを狙いすまし、ピシリと放つ。
「お仕置きだからね」
「きゃぅ! あぁぁイクぅ、痛いけど嬉しいです女王様」
たまらない。明江は開かれた陽子の股間に顔を寄せると、濡れそぼるクリトリスにキスをして、閉ざすことを諦めて本性を露わにする肉リップを吸うように引き伸ばし、尖らせた舌先を膣の内壁へと這わせていく。
「あっあっ! イッちゃう、あ、イッちゃうーっ!」
それとタイミングを合わせるように、紀代美が二つの乳首をツネリ上げ、とたんに陽子はがくがくと首から上を激震させて、腿や腹を痙攣させ、声もなく反り返ってのたうって、カッを目を見開いて、力を失い崩れていった。
「可愛いものね」
「ふふふ、ええ可愛い」
くたばった奴隷の裸身を二人で見つめてほくそ笑む。もしも私でも、こんなふうにされたとしたら夢の奈落へ落ちていけそう。
「S女じゃないんだし」
「言えるね、無理だわ」
明江と紀代美は、だらしなくのびてしまった陽子を間に置いて抱き合って、舌のからむキスをかわした。
カルチャーショックを超えていた。空狐の力は否定できない。呪術を知った私は変わると思ったし、現実に変化した陽子という存在が日々リアルな奴隷となって迫ってくる。非力ゆえに何もできず、抗えず、自分の無力さに肩を落とす生き方ではなくなった。明江は変わった。
オフィスにいて、散々いたぶってくれた女に対して私は魔女に徹していられる。明江の日々は表向きの惰性とは裏腹に、その日のための準備にかかる。
紀代美はもちろん明江の魂胆などは見抜いていて、けれどもむしろ気が楽だった。情が愛に変わったとき私は恐ろしい女になる。明江は賢い。深まる手前のセフレを演じ、それは心からの接し方だと思えるもの。陽子も健気で可愛い存在。そのどちらもが私から孤独を奪ってくれる。明江のためなら空狐にすがってやってもいい。紀代美と明江は、いい意味で互いを利用し合うようになっていく。
陽子の変化はきっぱりしていた。奴隷であってもマゾとまでは言えない。中途半端なスタンスでは不安になるからか、Mを求めたのは陽子みずから。旦那がいて家庭はあっても性的な夜はない。少しぐらいなら痕ができてもかまわない。陽子が好き好んで道具を揃え、時間があるとき303を訪ねては調教をせがんでくる。二人の女王はますます可愛く、懐に入れておきたい。陽子の存在が明江と紀代美をつなぐ物理的な力となり、そのへんまでを計算ずくで、明江はついにその言葉を切り出した。空狐を知って三月ほどが過ぎていた。
ターゲットは横倉浅里。その日は社長の佳衣子は大阪出張。定時を過ぎて小さなオフィスに浅里と二人。明江はそのタイミングを待っていた。
仕事を終えてオフィスのドアに施錠して、戸口の明かりだけを消してしまい、それから明江はデスクにいてパソコンのモニタに向かう浅里の背に歩み寄る。
「ねえ浅里」
浅里とはじめて呼ばれた浅里は眸を厳しくて振り向いたのだったが・・。
「浅里ってね、あなた誰に向かって言ってるの!」
「いいんです、私たちってそんな関係になってくんだもん」
明江はにやり。浅里は絶句して部下を見つめる。心がよめない浅里。
明江は言った。
「立って脱ぐのよ、素っ裸です! 今日からおまえは私の奴隷、ふふふ」
「何を言ってるの!」 とは言うものの、浅里はふらりと立ち上がり、ブラウスそしてビジネススカート、パンスト、黒のブラに黒のパンティを脱ぎ去った。そしてもちろんカメラのフラッシュが残酷な記録を残していく。
「嘘よ、ねえどうして・・ねえ河原さん、あたしヘンなの」
「女王様と呼びなさい! 今日から私は奴隷ですって大きな声で言うんです」
「何よ・・あぁどうして・・はい女王様、私は女王様の奴隷です」
「どうぞ厳しく調教してくださいってはっきり言う!」
「い、嫌ぁ・・じゃなくて・・はい、どうぞ厳しく調教してくださいますよう、お願いたします」
「マゾ牝になりますと言いなさい。NGなしです!」
「あ、ぁ、どうしちゃったの、あたしヘン・・はい女王様、マゾ牝になります、NGなしでどんなことでも・・ああ、そんな・・どうかよろしくお願いいたします女王様」
明江の中で黒い炎が燃え立っていた。